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ハードディスク データ消去 cipher [情報]

  古いPCをヤフオクに出品するため、ハードディスクのデータをWindows標準ソフトで消去したので、その作業内容を紹介します。


(はじめに)

  しばらく使用しないで、ほってあった古いPCをヤフオクに出品するため、データを完全消去することとした。ハードディスクを小さい容量に変更してあったためか、工場出荷時リカバリがうまくいかなかったので、OSを残したままデータ消去することとした。


  ハードディスクのデータは、デリートしただけ、またはリカバリしただけでは、エクスプローラで読みとれないだけで、データは残っていて復旧ソフトなどを使えば読み取れるとのことだったので、情報漏洩を防止するため、OSを残したまま、データと後からインストールしたソフトを削除し、さらに復旧ソフトなどで読み込めないよう完全消去することとした。


  ネットで調べると、フリーソフトは、ハードディスク全体を完全消去するものしか見つからなかったが、Windowsに標準で付属するcipherというコマンドを使用すれば、デリートしたファイルのみを消去(0,1で上書き)してくれるらしいということがわかり、試してみた。


(作業内容)

  PC画面のWindowsマークを右クリックして、powershellを起動し、「cipher /w:c:」のコマンドを実行した。これで、何やら消去が始まった画面になった。


  結構時間がかかるとのことだったので、30分くらいほっておいたら、PCがスリープとなっていた。PCの電源も落ちているようなので、スリープ中は、消去作業も停止しているらしい。


ということで、コントロールパネルの「システム」→「電源とスリープ」のところで、「スリープをなし」に設定した。これは、cipherをとめることなく、同時に設定できた。


 ハードディスクは、500GBだったが、消去作業は、延々と続き、5時間ほどで終了した。 念のため、EASEUS DATA REACOVERY WIZARDというフリーソフトで、スキャンしてみたが、消去したデータは、発見されなかった。 また、cipherについてはOSの存在するCドライブのデータを消去ができるか不明とかいう話もあったが、データ消去したハードディスクを使用して再起動をかけても、Windowsは普通に起動した。


(まとめ)

  以上のように、時間はかかる(500GBで5時間ほど)が、cipher(サイファーと読むらしい)によって、OSを残したまま、Cドライブのデータ消去をすることができた。ただし、PCがスリープしないよう電源設定をしておかないといけない。

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