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無料のSUICA PSMO 2枚重ねのエラー対策 [情報]

 ICカードセパレータを使用せずに、SUICAとPASMOを重ねて改札を通ることが、ほとんど出費なしで可能になりました。その方法について書きます。

1.乗り継ぎ定期を1枚にまとめなかったわけ
 通勤定期で、JRからメトロに乗り継ぐこととなったため、SUICAとPSMOの定期を購入した。同じ定期入れに入れると、改札で読み取りエラーになることは知っていた。
 この対策として、JRでは、私鉄との乗り継ぎ定期を、SUICA1枚にまとめて購入できる。このほうが、カードを間違えて、定期があるのにSUICAからメトロの料金が引かれるリスクや、JRとメトロでカードを毎日区別して改札を通る手間を省くためには良いと思ったが、別々にすると、目的駅より遠い距離の駅まで同じ値段で買えたので、倹約精神旺盛な私は、2枚に分けて買うこととした。

2.2枚重ねた改札でのエラー
 昔会社でもらったICカードセパレータをもっていたので、SUICAとPASMOの間に入れれば、もしかしたら問題なく通れるのはないかと思ったが、ICカードセパレータを使ってもエラーになるとの話がネットにあふれていたので、念のため、2枚のカードを離して使用できる2つ折りの定期入れを買った。
 初日、ICカードセパレータを2つ折定期入れの中央にいれて、SUICAとPASMOを重ねたままで改札を通ろうとしたら、やはりエラー(「2枚のICカードがあります」というような内容が、改札機に表示された)となった。その時は定期入れを2つに開いて改札を通ったが、開き方も結構2枚を離すように開かないないと、エラーになるようだ。
 しばらくこれで通勤を続けていたが、毎日定期入れを開いて改札を通ることが面倒になったので、重ねたまま開かずに改札を通るためいろいろ試行錯誤した。

3.エラー対策
 ネットで調べると、数は少ないが参考になるものひとつあった。アニメHPさんのブログhttps://ameblo.jp/animehp/entry-12125468345.htmlで、詳しく研究してあり、かなり役立った。
 これによると、仕切りは金属板かアルミホイルでよいが、読み取り器に近いほう、つまり読み取らせるICカードと、金属板の間隔はピッタリつけてはだめで、ミンティというお菓子のケースくらいの間隔が必要らしい。
 それで、ダンボール紙をICカードくらいの大きさに2枚切って、金属板をはさみ、そのダンボール紙のサンドをはさむようにICカード設置すると、うまくいくらしい。
 早速アマゾンで送られてきた底敷きのダンボール紙を切って、同じものを作って、改札でためしたら、ばっちりノーエラーで、改札を通過できた。すっきりした。

 しかし、それを毎日の通勤で使えるよう、ポケットに入れる定期ケースが必要だが、作成したダンボール紙サンドは7mm程度とかなり厚くなる。よく考えると、2つ折の定期いれを購入してあるので、これを活用することとした。
 ダンボール紙の組み合わせた方式だと分厚くなり、2つ折の定期入れも分厚くなる。
 そこで、名刺をダンボール代わりにして、その枚数を試行錯誤で最適厚さ決めればいいと思いついた。アルミホイル板(古いテレフォンカードを1重に包んで作成)を定期入れの内側の収納部にいれ、SUICA、PASMOと、そのアルミホイルの間隔は、不要となった名刺の枚数を変えて何回か改札を通過してみた。
 その結果、定期入れの皮の厚さもあり、皮の仕切りのあるほうは、名刺0枚、透明カバーしか間にないほうは、名刺3枚で、問題ないことが確認できた。結局アルミホイルとICカードの間隔は、1mm程度の厚さがあればよいようだ。すっきり!

4..補足
 家のUSBのFelicaカードリーダで読み込んでみると、名刺3枚では、PASMOは読み取らなかった。駅の自動改札機の磁束はかなり強いのかもしれない。
 金属板とのICカードの距離を確保する必要な理由を私なりに推定した。金属板は磁気シールドになるが、改札機側のICカードを金属板にぴったりくっつけると、自動改札機から出ている磁束がICカードを通過しなくなってしうため、ICカードと金属板の間隔はダンボール紙程度の厚さが必要となる。一方、裏側のICカードと金属板は近い分には問題ないが、距離を離しすぎると、金属板の周囲を回り込む磁束が、裏側のICカードも通過できるようになり、裏のICカードも応答電波を発してしまうのだと思う。2枚のICカードを表裏を裏返して使用するので、結局どちらに側になっても使えるためのダンボール紙の最適な厚さが決まってくる。

5.まとめ
 SUICA、PASMOなどのICカードを重ねて使用するときは、千円程度するICカードセパレータなどを買わず、家にあるものだけで、対策ができます。
 アルミホイルをしきりにし、ICカードとのアルミホイルの距離を1mm程度にするよう名刺などを用い、それをICカードではさむように固定して使用すれば、自動改札機をエラーにならず通過することができます。
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